旬八大学受講者インタビュー vol.2

山亀 髙橋商店  高橋友一さん

 
今回は旬八大学の受講生であり、現在実家の家業である青果店を継いでいらっしゃる山亀 髙橋商店 高橋さんにインタビューをしました。
高橋 友一
山亀 髙橋商店 (長野県長野市松代町)
大学にて機械工学を専攻、新卒で半導体設備メーカーに設計職のエンジニアとして入社。 20年間勤めた会社を本年2017年に退職し、4月より実家の家業である青果店を継ぎ、現在に至る。

 

山亀 髙橋商店
設立 : 大正中期
事業内容 : 長芋の通年販売、その他青果物の販売
-長谷川

本日はお願いします。

 

-高橋さん

よろしくお願いします。

 

-長谷川

今年から家業を継がれたと思いますが、現状いかがですか?

 

-高橋さん

まだまだわからないことばかりで、毎日試行錯誤しています。いろんな勉強をして、しっかりとした未来のビジネスプランを作りたいですね。

 

-長谷川

そもそも全く別の業界から、この食農業界へ来られましたよね?

 

-高橋さん

そうですね、前職は設計者として、メーカーでエンジニアをしていました。海外駐在などを経て今日まできたので、業界の違いに私自身かなり驚いています。

正直、20年勤めた会社を退職するかどうかというところでも3年ぐらい悩みましたね。

 

-長谷川

そうですよね、今まで培ったものがほぼ活かされない業界ですもんね。

 

-高橋さん

それでも、お客様あってのお店ですし、今までファンとして当店から買って頂いているお客様を放り出してお店が無くなってしまうのは残念な事だと思い、一念発起して始めたわけです。ただ、何とか前職の経験を生かせないかと自問自答しています。

-長谷川

現在はどんな八百屋をされているんですか?

 

-高橋さん

旬八青果店さんと結構似ている部分がある八百屋をしています。

仕入れているチャンネルとしては、「自農園」「地方卸売市場」「周りの農家さんの直送品」から仕入れを行っており、それを販売しています。

特に信州松代という土地は「長芋」の産地で、本来季節ものである「長芋」を通年で販売をしています。ですので、「長芋」が主力商品の八百屋といったところですね。様々な方面からご注文をいただいています。

店頭ではお客さまと平気で30分程度話し込んだりすることもあるぐらい地域密着で(忙しい時は別ですが)、まだまだ始めてから日の浅い私に対していろんな情報やアドバイスを地域の方がくれるわけです。大変ありがたいですね。

 

-長谷川

なるほど、少し一般的な八百屋とは違うんですか?

 

-高橋さん

地域の特産品を主力に取り扱っていますので、ちょっと違うかもしれませんね。

でもここ最近は、産直小屋や各種団体さんの直売所が大規模になってきていて、地域の特産品を取り扱う八百屋としては差別化が図りづらくなって来ました。

それもあって、ここから先の活路を見出すためのリサーチをずっと行なっていたんですよ。

 

-長谷川

そこで見つけていただいたのが、旬八大学というわけですか?

 

-高橋さん

そうです。世間にはどんな八百屋さんがあるのかなと調べていました。

八百屋はどんどん少なくなっていると思いますが、その中で積極的に店舗展開している珍しい八百屋があるぞということで旬八青果店さんを見つけました。そこでノウハウを提供している旬八大学というものがあるというのを知り、すぐに受講しようと思いました。

八百屋の大学?!その発想にも驚きました。

 

-長谷川

ありがとうございます!この業界は本当に情報量が多すぎてどこに何があるのかわかりづらいというのもありますし、逆にこういった八百屋などの販売側の情報はなかなか手に入りづらいですもんね。

 

-高橋さん

そうですね。本当に情報が錯綜しているのと、販売側の情報量が少なくて、なかなか活路が見出せなかった中で見つけたので助かりました。新しい考え方や方法で取り組まれているのを是非体感したいなと思いまして。

 

-長谷川

有難うございます。ちなみに八百屋講座とバイヤー講座を受けていただいておりますが、受けていてどうですか?

 

-高橋さん

旬八大学での講座は青果業界の知識が乏しい私でも勉強になりました。

その中で何度か出てくるキーワード「新鮮、おいしい、適正価格」にも共感できました。

また、初歩的な質問にも丁寧にひとつひとつ回答して頂き、理解を深める事ができました。

八百屋講座では青果業界の流れから店舗の作り方まで幅広い知識を習得できましたし、これまでの苦労話を聞く事も出来ました。

バイヤー講座では、実際に市場に伺って、卸売会社さんの話等も聞くことができて、より実践的でした。自分自身で見て、雰囲気を感じ、生の声を聞くことで自分が今まで認知していなかったことなどを知って生かしていくにはもってこいだと思います。

更に、やっぱり数字だけではなく、顧客目線でのコミュニケーション方法について相当積極的に、社員一丸となって取り組んでいるというのが非常に印象的でした。

 

-長谷川

有難うございます。そうですね、社員の教育には非常に力を入れていて、実際にこの旬八大学も社員には開放しています。今回も社員が何名か受けていたと思いますが、実際にこのような形で参加をしてもらって、業界のこと、数字のこと、コミュニケーションのことを体系的に学んでもらう機会を提供しています。

 

-高橋さん

実際に今、八百屋をやっている身としては、リアルな損益計算書などを見せてもらうことができましたし、従来のやり方だけではない方法を知ることができたのも非常によい機会だったと思います。今までの青果業界のやり方と違うところだけではなく、地道に、基礎を着実にやっていく必要があるというのも本当によく認識できました。

 

-長谷川

そうですよね、一足飛びにできたら本当に苦労しないのですが、そんな簡単でもないと思いますし、意外にこの業界も参入障壁がたくさんあったりしますしね。色々聞かせていただきありがとうございます!

 

最後にはなりますが、今後の展望等を聞かせていただいても良いですか?

 

-高橋さん

はい。今年の4月から始めたばかりですので、1年間は実務をしながらじっくり勉強しようと決めて動いています。その結果、自分がこれだ!と思える事業計画を立てて、行動に転換していきたいと思っています。もちろん「長芋」という強みを最大限発揮しながらも、新しい発想で頑張っていきたいです。

今やっている地域でも地元の人たちが来てくれてはいますが、徐々に減って来ているというのも現状です。この現状を打破しながらも、この業界で歩みを進めていきたいと考えています!

 

-長谷川

何かしら協業できる機会があったらいいですね!

本日はどうも有難うございました!

 

-高橋さん

有難うございました。

旬八大学受講者インタビュー vol.1

株式会社アンドサンクス 代表取締役

PENGUIN SHUTTLE 佐藤さん

旬八大学受講者インタビュー vol.3

お好み焼き テッパン、金星(ラーメン屋)経営

三木 基弘さん

  • Black Facebook Icon

©2020 Agrigate co.,ltd.

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為を禁じます。