旬八大学受講者インタビュー vol.1

株式会社アンドサンクス 代表取締役

PENGUIN SHUTTLE 佐藤さん

今回は、PENGUIN SHUTTLE という小売店を2店舗展開されているアンドサンクスの佐藤さんと弊社(アグリゲート)代表取締役の左今との対談をしました。
佐藤さんは旬八大学の受講者であり、受講後に独立開業されています。


 
佐藤 秀丸
株式会社アンドサンクス 代表取締役
元商社マンとして、当時は子会社の経営管理に携わる中で、自分の手で事業を運営していきたい思いが強くなり、退職を決意。その後、株式会社アンドサンクスを設立。食料品などの小売・宅配サービス「PENGUIN SHUTTLE」を立ち上げ、現在小売店舗を2店舗展開している。

 

株式会社アンドサンクス
・設立 : 2016年5月
・資本金 : 1,290万円(17年6月末時点) 
・事業内容 : PENGUIN SHUTTLE事業(小売・宅配事業)
https://www.facebook.com/penguinshuttle/

 

-左今

本日はよろしくお願いします!

-佐藤さん
よろしくお願いします!

-左今
お久しぶりになりますね。 ここ最近のご状況はいかがでしょうか。


-佐藤さん
昨年7月の実店舗1号店開業に続き、今年4月に2号店を開業しました。複数店舗の運営体制は整ってきてはいますが、まだまだ改善の余地は多分にあり、1つずつ課題をクリアしていっている状況です。

-左今
改めてになるのですが、佐藤さんの起業した経緯を聞かせていただけませんか。


-佐藤さん
私は2009年に商社に入社して以来、関連子会社の経営管理の仕事をしてきました。
どこの部門のコストが高いとか、どうしたらもっと売上が上がるかなど、経営面から様々な分析をして、改善指導やその実績報告をするといった業務です。
それはそれでやりがいはありましたが、次第に自分が主体となって事業を起こし、回していきたいという思いが強くなっていきました。
その中で、ちょうど一緒にやろうという話が上がって来て、具体的な事業アイディアを検討し始め、1年余りの準備期間を経て、起業するに至りました。

-左今
数多ある業界の中で、小売の業界を選んだ理由って何でなんですか?


-佐藤さん
良質でこだわりのある物に対して、生活者が容易にアクセスできるサービスを作りたかったからです。というのも、小売の業界って徐々に沈んで来ていると考えていて、中でも八百屋さんや魚屋さんなどの小規模専門店が減ってきたことで、各ジャンルの質の高い品物を生活圏内ですぐに揃えることが難しくなってきていると思います。高級スーパーや百貨店などには物があるかもしれませんが、価格も高い上に、移動コストや労力もかかるので、毎日のように通えるわけではない。高齢者や子育て中の方なら尚更です。
そういう状況を見た上で、良質な物へのアクセシビリティを最大化したいと考え、そのために事業を進めているところです。

-左今
なるほど!分かりやすくていいですね!
確かに、うちの旬八青果店とは違ってお店を見渡すとこだわり系の加工品がたくさんありますね。
良質でこだわりのものへのアクセシビリティの最大化は具体的にどのようになされているんですか?



-佐藤さん

 

商品の集め方とその販売方法それぞれで工夫しています。

 

まず商品については、
①出店地域で評価の高い専門店のもの
②全国各地の良質なこだわり商品
の2つをコンセプトにしています。

1つ目に関しては、例えば大田区でも有名なパン屋さんや豆腐屋さんなど専門店の商品を扱っています。
PENGUIN SHUTTLEを使えば、界隈のいろいろな良いものが「まとまって」手に入ります。

2つ目の全国各地の良質なものって、百貨店など少し頑張っていかなければならないところにあったりすると思うんですよね。実際、「これを買うのに都心まで行ってたのよ!」というお声をよく聞きます。
そういったものをPENGUIN SHUTTLEでは多く取り扱ってますし、お客様からのリクエストも常に参考にしています。

 

そして販売方法についてですが、店頭販売はもちろん、ECサイトや電話注文での宅配など複数の提供方法を持つことが大切と思います。そうすることで、お客様がその時の気分や都合に合った形で商品を手に入れられることができるので、現在、その体制整備を進めているところです。

 

 

-左今
なるほど。確かに、ここに来る途中にも見た大手のミニスーパーと同じようなカテゴリMDだけど、商品の取り扱い方のコンセプトが全然違いますね。

-左今
ところで話が変わりますが、「旬八大学」ってどうやって知ったんですか?


-佐藤さん
前の会社を退職する直前、私の起業について興味を持ってくれた同僚から「旬八大学っていうのがあるみたいだよ」という紹介を受けたんです。
実は青果の取り扱いをどのように始めるか悩んでいたこともあり、講座の内容を見て、すぐに受けようと思い申し込みさせて頂きました。

-左今
そうなんですね、有難うございます。
旬八大学では「都市部の八百屋講座(旧八百屋の店長講座)」と「バイヤー講座」、
それからフランチャイズというわけでは無かったですが「フランチャイズ向けの研修」を受けていただいたと思いますが、受ける以前と今を比較してみて、何が一番違いますか?


-佐藤さん
正直受けるまでは、八百屋という事業自体、運営するのはさほど難しいことではないと思っていました。
というのも、仕入れて、値付けして、売ってといういたってシンプルなビジネスモデルであり、そんな業務のフローが多い訳ではないので。

でも受講して、旬八さんの仕事の全容が把握できたとき、「シンプルであること = 簡単なこと」ではない、ということを改めて実感しました。
仕事を回している今となってはもっとそう思うんですが、旬八青果店がなぜ確実に利益を作れているのか考えると、
「八百屋というシンプルなビジネスをクオリティ高くやれているから」だと思うんです。とりわけ、普通の八百屋との差は、お客様に提供している付加価値の大きさなのではないかと思っています。

旬八青果店の場合、規格外野菜の販売がその最たる例だと思いますが、ある程度商品化されたものを売り場に並べるだけの販売と、一般的には商品価値のない規格外品を価値化し、魅力的なPOPと接客によって販売するのとでは、提供している付加価値の大きさが全然違う。その違いがそのまま利益の差にも出るのだと思っています。

-左今
そうですね、そのあたりはかなり意識していますね。
今現状事業を運営する中で旬八大学を受講して一番役に立っているのってどんな内容ですか?


-佐藤さん
値付けに対する考え方だと思います。

バイヤー講座、店長講座、フランチャイズ向けの研修と受けさせて頂き、仕入れからお客様の手に渡るまでの全工程を確認できたことは、価格を考える上でのベースになっていると思います。

ただ、それでも未だに「適正価格」の考え方ってすごく難しいと思っていて、今でもこれだっていう絶対的な解を掴んでいる訳ではありません。最終販売者としての自分たちの提供価値を意識しつつ、単なる安売りでもなく商品だよりの高価格でもない「適正価格」を見つけるべく日々試行錯誤しています。


-左今
いいですねぇ。
今の時期(6月末)あたりだと、「いちご」のようなキラー品目が少ない時期なんで特に難しいですよね。
そこのカットスイカは売れましたか? ちょっと高いかなと思って。
この時期はスイカがキーだと思いますよ。


-佐藤さん
そうなんですよね。
 今日はこの価格で試してみたのですが、うまく販売出来ませんでした。笑 
 なので明日は変更してみようと思います。本当毎日発見がありますね。

-左今
最後になりますが、今後の展望を聞かせていただいても良いですか?


-佐藤さん

より便利に、いい商品を生活者のもとに届けられるようサービスを作っていきます。

特に宅配サービスを強化する予定で、現在自社で作成中のECサイトを本格稼働させていきます。
また店舗事業についても、さらに店舗数を増やしていこうと考えてます。


-左今
もう次は決まっていたりするんですか?


-佐藤さん
話はありますので、決まるまでは乞うご期待というところで!

-左今
わかりました。笑 
ついつい買ってしまいたくなる商品だらけですね~、最後に買い物させてください! 
本日はどうも有難うございました!!

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